沖縄で陶工されている作り手さんに焦点を当て、月単位でたっぷりとご紹介させて頂く〈MONTHLY POTTERY〉が先月からスタートしました。


作り手さんのプロフィールは独自に質問させて頂いたものをご本人に了承を得て掲載させて頂いております。


作り手さんの経歴や考えを知って頂いて、器を選ぶ際の参考にして頂いたり、お持ちの器をより楽しく使ってもらえれば嬉しく思います。


ゼヒこの機会にご覧下さいませ！


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菅原工房 菅原謙 46歳（1972.5.19生）
大阪府豊中市出身


人と接する仕事よりコツコツ物作りする方が自分の性格に向いていると思い、当時興味があった陶芸の道を目指し1992年沖縄県立芸術大学に入学。


陶芸を4年学んだ県立芸大を卒業後、京都府立陶工訓練校で1年学び、卒業後に京都の工房に5年勤務。


松田米司さんのやちむんを愛用し、伝統的なやちむんを学びたい気持ちもあって、2004年に北窯米司工房の門をたたき3年修業。


その後沖縄にて数軒の工房でロクロ成形に従事し、2013年に大宜味村にて独立。


昔ながらの手法ややちむんが好きで、登り窯でやちむんを作りたいという願いを叶え、その数ある作業の中でも登り窯での窯焚きがいちばん充実感があるそうです。


お客様へのメッセージの質問に対して、たくさんの器の中から自分のを選んでもらって、ただただ感謝の気持ちでいっぱいですと仰ってました。


現在はお弟子さん1人と陶工されており、今後の目標はどんなに時間や手間をかけても器の表面に現れる成果はほんの少しですが、とにかく続けていく事だそうです。


ずっと続けて頂きたいですね！


March 2019
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